mixiってほんとありがたいですね。
6年近く200ページほどもホームページを書いてきて、ほとんど感想などいただけなかったのに、ここ二日ほど、勢いに任せて書いた文章に対して、とてもまじめなコメントが3つ。他にもたくさんメッセージなどいただいています。
それらを受けて、色々書こうと思っても、書く方が追っつきません。
ご返事がまだの方、すみません。
どうも書こう書こうと思っているうちに、書きそびれてしまうというような悪いパターンになってしまうことが多いので、そうならないように気をつけます。
返事は気長に待っていてくださいね。まだ、決して忘れてはいないので。
前回たかちゃんさんから以下のようなコメントをいただきましたので、それについて、思うことなどなど書いてみます。
と言うわけで、最近、彼女のメールを校正して返信するようにしています・・・メールで「文章講座」をしている、とイメージしていただければいいかと思います。
思いが伝わることは必須ですけど、やはり相手がどんな状況でこのメールを受信するのかも考えながらメールしないとなぁ・・・と思う今日この頃です。ちょっと脱線しましたかね?
プロフィールからお伺いするに、たかちゃんさんは文章のプロだから、私などがとやかくいう筋合いはありませんが。
わたしは、大人の文章についてコメントするときには、とっても遠慮しながらすることにしています。
文章について「ああした方がいい」と言いたいような状況の時は、基本的に、字句についての小修正だけですむというようなことは、あまりありません。
根本的な発想の問題ですね。
その問題についてズバリと学生に言うように言ってしまうと、相手は大人ですから、プライドを傷つけてしまいます。
ですから、「添削をしてくれ」という依頼でもなければ、まず何も言いませんし、「添削をしてくれ」と言われても、相手が何をしてほしいのかをまず考えます。
大人の人がこういう依頼をするときは、「ちょっと字句の修正をしてくれ」という気持ちで言っていることが多いんです。
聞いたときに、内容を根本的に検討してほしいというようなつもりで依頼するような人は、まずほとんどいません。
そのようなつもりの時に、本気で根本的な問題を指摘して添削してしまったら、善意が、仇になってしまいます。
大人にはプライドがありますから。
ですから、大人から「文章を見てくれ」というような依頼があったときは、少々どうかなというような所があっても、なるべくその人の元の文章を最大限に生かす形で、なるべく少ない字句の修正だけで済むようにして見てあげることにしています。
そして、もし根本的な問題があったら、「こんなことを入れたらいいんじゃあないの」という形で、修正箇所を具体的に指摘して、やんわりと言ってあげます。
ですから、逆に言えば、自分の文章を他の方に見てもらう場合、やんわりと言われたときは、たぶんかなり本気で考えようとしないと、なかなか自分の本当の問題点に気づくことは難しいかもしれません。
「内容の整合性、深まり」という観点から本気の添削をすると、高校生でも、めちゃくちゃストレスになります。
高校生が、私の所に作文を持ってくると、「ここで書けなくなって、いったん置いてまた、書き始めただろう」とか、つながらないけど、どうしようもなくて、そのまま書いてしまったところとか、自分が何となく気づいてはいるけれど、はっきりとは分かっていないようなことを、そのままズバリと言い当てられてしまうので、私の所に作文を持って来るときは、とってもびびっていますね。
だいたい褒められることなど、まず、予想すらできないという具合で、「今度は何を言われるんだろう」とびくびくしています。
ですから、逆に褒められると、とってもうれしそうな顔をします。
私は、「言いたいことを言うためにそれに向かって、一筋に書く」という根本的な所さえしっかりしていれば、かなりほめあげることにしているんですが。
で、高校生などの学生の場合は、そういうストレスに耐えながら、それを乗り越えていくことで、一気に壁を乗り越えていけるので、そういうやり方は有効です。
ですが、大人の場合は、よっぽど自分を鍛えようと思っている人でないと、そんなやり方は難しいです。
こちらの気持ちが伝わりません。
メールをしてくれるということは、「自分の気持ちをわかってほしい」、「伝えたい」ということですから、そんな気持ちを持ってくれていることは、ありがたいし、大切にしなければいけません。
それを受け取って、「こちらの気持ちも考えてくれよ」ということなら、それは、文章の添削の問題というよりも、心配りの問題なので、やんわりとこちらのそういう気持ちを伝えてあげるのがいいんのではないでしょうか。
かなり口はばったいことを言いました。
お許しを。
コメント
真面目なコメント、ありがとうございます。mixiで真面目な交流を
図ることができるのは、嬉しい限りです実は昨日、その友人か
ら電話をもらいました。「メールの校正、ありがとう。それを伝えた
くて直接電話したんだ〜・・・じつはその後違う友人からも
同じようなことを指摘されてね、自分の意に任せてメールを打ち込ん
でいたけど、これからはちょっと考えてから文字を打ち込むことにし
た」とのことでした。彼女とは絶大な信頼関係で結ばれているので、
私がメールを校正して返信したことに対し、不快感を持たなかった
ようです。
そして彼女は、彼女にとって大切な男性にメールを送る時、「この
文章、変じゃないかな?」って私に確認してきました。私はその文章は
いじりませんでした・・・「いいんじゃない?失言は含まれてないよ」
と言いました。でも、2人のやり取りを覗き見しているような変な感じ
です
その
>絶大な信頼関係
って大切ですよね。
普段からその方のことを
大切にしていらっしゃって、
気持ちが分かっているからこそ、
適切なアドバイスが
多すぎもせず、
少なすぎもせずのところで、
うまくできたのではないでしょうか。
作文を添削する場合、
忠告を受け入れる用意と、
こちらの思い通りに
相手を型にはめようとしないで、
相手が言おうとしているところを
なるべく大切にしてあげるということと、
この二つが
必要な両輪であるような気がします。
足跡から来ました二十歳の者です。 自分はひたすら過去を日記に綴っています。しかしネット上なのでプライバシーや、個人的な宗教、性への考え方など、踏んではいけない領域に来ている気がして怖くなることもあります。今後途中で断念するのも嫌なので、大人の方からのマズイ場所の指摘などを頂けたら非常に助かります。できたら軽く目を通して頂けないでしょうか?
作文力を伸ばす一番の指導は、
その人のよいところをほめることだと、ある先生が言ってました。
作文の中に、ひとつでもよいところがあると、そこをほめる。
すると、その人は、同じような書き方を次の作文にとりいれる。
で、つぎは○をほめる。
そうして、書く意欲を高め、技術てきなことも伝授していくそうです。
小さいころからの積み重ねが大事なんでしょうが…
それをしないで大人になった人への添削は、たしかに、ちょっと大変?
仕事だからやってますが。友達にはやりにくい。
ユウさん
やっと返事を書きました。
今のところ3回続きですが、
もうちょっと続いて書くかもしれません。
https://www.sakubun.info/?p=166
https://www.sakubun.info/?p=167
https://www.sakubun.info/?p=168
ひまわりなつこさんのコメントについては、
書いてみたいことがあるので、
とりあえず、
今は、置いておきますね。