「内観」することで、ぶれのないアウトプットに繋がる

 前回の「とにかく編集しないで、書きに書く」に対して、りゅうじろうさんからコメントをいただきました。教えられるところ、共感するところが多かったので紹介します。

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私も文章は苦手です。

自分の場合、思考の視野狭窄、思考放棄にならないように
気をつけいます。

コミニケーションツールである文章は、本来自分を
表現出来なければ意味はないですよね。

論法等伝える為の方法論は沢山ありますよね。
私は自分の伝えたい事(論点)に関して数点の切り口を用意して
それを組み立てる。

私の基本はこんなものです。
そんなに構える事はしていません。

最近、ビジネス分野では「PREP」で論理をまとめるのが
主流になっていますね。
「point」結論  [reason」理由 「example」事例 「point」結論
で構成されています。

つまり「起承転結」ではないと言うことです。
「結理事結」で構成されています。

ビジネスの世界でも「for you」の姿勢があることになります。

「一問百答」と考え、多角的に物事を捉える事で
視野狭窄をしないよう思考の偏りをしないよう
気をつけ、論理を構成していく
それから、自分の想いをどう伝えるべきか
それを、相手の感情変化を予想しながら
想いを伝えていく。

一言で言ってしまえば、「地頭力」になるのでしょうか(笑)
アウトプットを意識するより「内観」することで
ぶれのないアウトプットに繋がるかもしれませんね。

コミニケーションである以上「for you」の姿勢が大事だと思います。
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「内観」することで、ぶれのないアウトプットに繋(つな)がる
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>「内観」することで ぶれのないアウトプットに繋がる
 同感です。私が一生懸命言ってる、「主題に向かって、話題のすべてが機能している文章」を書くには、「何が言いたいのか」を、内観によって探り当てていくしかないのですね。
 「言いたいこと」をつきつめて考える努力をあまり強調しないで、作文の教科書などで、「効果的な表現法を考える」とか称して、「起承転結」だ、表現技法だ、効果的な書き出しだ、といっているのを見ると、どうしようもない気分になります。
 それをこのように表現できるのだな、と一つ勉強になりました。

「結論・理由・事例・結論」の構成は、理にかなっている
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「point」結論  [reason」理由 「example」事例 「point」結論
で構成されています。

つまり「起承転結」ではないと言うことです。
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 この「結論・理由・事例・結論」は、とてもいい構成の仕方だと思いました。文章というのは、先ほども述べたとおり、「主題に向かって、話題のすべてが機能している」ことが大切です。
 述べたいことが「point」(結論)なのであれば、それを伝えるのに、こういう構成をすれば、無駄が無く、しかも、効果的によく伝わりますよね。
 もちろん、何でもかんでも、これ一辺倒でよいとは思いませんが、これは、自分の考えを相手に明快に伝えるには、よいやり方です。

 一方、「起承転結」というのは、論理的に何かを伝えるための構成法ではありません。むしろ、文芸的な文章を書くための、しかも、ある特殊な構成パターンの一つにすぎません。それなのに、「文章の構成を考える」という意味で、「起承転結が大切」というのは、問題のありかを分からなくさせてしまう、非常に罪深い言葉遣いだと私は思っています。
 作文教育の観点からいうと、「起承転結」を国語の授業でことさら強調するのは、却ってマイナスの方が多いのではないかという気がします。テストでは聞かれるので、仕方なしに教えはしますがね。
 ただしその場合も、「自分では書こうとするな」「書けはしない」「もしよっぽど、よい題材が浮かんだのなら……」と、必ず付け加えます。

 「起承転結」については、以前ホームページにいくらか書いています。ここで改めて書いても、新しいことは何もないので、下のリンクをご覧いただければ幸いです。

 全部私の文章です。
https://www.syouron.com/nekoron/2007/02/post_35.php
https://www.syouron.com/nyuumon/2006/03/post_24.php
https://www.syouron.com/column/2006/05/post_1.php

「地頭力」なんて知らなかった
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 「結論・理由・事例・結論」もそうですが、「地頭力」(じあたまりょく)も知りませんでした。色々勉強しなければならない、知らないことが多いですね。
 ビジネス関係の本も、参考になることが多いです。

コメント

  1. りゅうじろう より:

    取り上げていただきましてありがとうございました。
    少し恥ずかしいですね(笑)
    「土台どうにもならない」という言葉もある通りで
    何事も土台が大事ですね。

  2. あけさと より:

    はじめまして。 足跡からきました。
    とても参考になります。
    また、時々寄らせていただきます。

  3. たかちゃん より:

     「起承転結」、マスコミ受験の時に文章塾の先生から叩き込まれ
     ました。いえ・・・記憶を辿れば中学の頃から「起承転結」を
     求められていたのではないかと・・・。で、国語の先生が求める
     文章を書けた人の文章は、学年文集や市の文集等に掲載されて
     いました・・・。
      でも、ビジネススクールに入ったら「PREP」を求められました。
     様々なシーンで文章構成を工夫する必要があるのかな?と思います。

  4. Neko Fumio より:

    りゅうじろうさん
    >何事も土台が大事
     というのは、その通りだと思います。
    あけさとさん
     こちらこそよろしくお願いします。
    たかちゃんさん
     お久しぶりです。
    >様々なシーンで文章構成を工夫する必要がある
    というのは、常々私の言っていることですが、「起承転結」というのは、論理的な文章からはかけ離れたものですから、まず社会生活で生きる力を付けさせたい私としては、数少ない貴重な時間をかけて取り組ませる課題としては、もったいないし、それだけしか教えないとすれば、弊害もでると考えています。
     国語の教員がこんなことを言うとしかられるかも知れませんが、私は、「情感がある文章など書けなくても、困らないけれど、言いたいことを文章できちんと伝えることが出来ないければ、社会生活で困るだろう」という考えです。
     そして、「自分の伝えたいことを、きちんと伝える」訓練さえしておけば、たとえ、文芸的な文章でも、起承転結でも、応用が利くという立場です。
     私は型というものを、あまり好きではありません。しかし、ビジネスの報告書や、入試の小論文のようなものだったら、教えていただいた「PREP」は、単純明快で、論理構成もしっかり出来るので、かなり有効に使えると思いました。
     ただしやはり、何事も、型に縛られてしまうと、とっても窮屈になってしまいます。

  5. かとれふ より:

    はじめまして。
    足跡から参りました。
    いくつか日記を拝見しましたが、非常に読み応えがあり
    感化されました。
    「起承転結」はドラマチックな文章を書くための特殊な構成パターンの一つということは
    僕も感じていました。
    また寄らせてください。

  6. Neko Fumio より:

    かとれふさん
    ありがとうございます。
    出来ましたら、議論に参加してくださるとありがたいです。
    よろしくお願いします。

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